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?動揺開始と同時に表情計測用ビデオカメラ、顔面温度計測用赤外線放射温度計およびビデオデッキを録画状態にセット。さらに視覚刺激用映像を再生にする。
?動揺開始と同時に第1回目(動揺開始直後)の口頭による聞き取りを実施。以後、5分毎にこの調査を実施。(動揺暴露中に被験者が嘔吐した場合、被験者カ)ら強い訴えのある場合には直ちに動揺暴露実験を中止)
?7回目の聞き取り調査(動揺開始後30分後)の後、動揺暴露を終了。
?キャビンを着底させながら、表情計測、顔面温度計測を終了。
?開眼安静、閉眼安静の順で、動揺暴露終了後の生理計測を1分間づつ実施。
?動揺終了後の心理測定アンケート調査を実施。室内温度、湿度を計測。
?アンケート調査終了後、電極類、センサー類を取り外し、キャビンの外で平衡機能検査、心電図、血圧、体温の測定を行う。
?保健室(大阪府立大学構内、動揺模擬装置からの距離約100m)において、採血、採尿を行う。
動揺暴露中5分母に行う、被験者の生理的、心理的状態に関する聞き取り調査の内容は表2.2.3−3に、また,動揺暴露実験の前後に行う心理的変化調査のためのアンケート調査票は表2.2.3−4に示される通りである。

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図2.2.3-1 船体動揺模擬装置(動揺シュミレーター)概形

 

 

 

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